彩雲国物語 隣の百合は白
著者名:雪乃紗衣(著)
出版社:角川書店
出版年:2007.11
ISBN :9784044499150
彩雲国物語の外伝
雑誌 The Beans掲載分 2本、描き下ろし1本、ショートショート1本。
ネタバレ感想のつづきです☆
3本目は描き下ろしの黎深と百合姫の話。
百合姫はずっと黎深の奥さんとして名前だけは登場していましたが
黄 奇人(鳳珠)が昔フラレタ人だという事と、その時の台詞が
『その顔の横で奥さんなんかやってられません』という事ぐらいで・・・。wwww
今回はその当時の真相が判明しましたwwwww
百合姫はとある事情から普段は男の『譲葉』として黎深の傍に仕えていた。
と、同時に邵可の婚約者でもあった。
セン華王(先代国王)との例のあれやこれやで家を空けていた邵可に代わり
紅家で黎深、玖琅の世話をしていた。
舞台は今から少し前、黎深、鳳珠、悠舜が国試を受ける頃の話。。。
そう、あの悪魔の国試組と言われた人たちのその国試が舞台ですwwww
悪魔と言う言葉が『国試』にかかるのか『国試組』と人物に対してかかるのか定かではなかったですが
今回のこれを読んで私は間違いなく『国試組』と人物にかかる言葉だと確信いたしましたwwwww
そんなさ中で出会う、鳳珠と百合姫。。
百合姫は鳳珠の美しすぎる素顔を見ても動じない。
鳳珠はそんな百合姫にほぼ一目ぼれ。
そんな鳳珠と百合姫の不器用でういういしい恋愛?模様は読んでいてほほえましかったです。
初めてのデートにおしるこを食べに誘う鳳珠。。不器用に渡す花☆
しかし、そんな純粋で初々しい鳳珠と百合姫をあの黎深はその持ち前の強力なキャラでめちゃくちゃに振り回します。
鳳珠が最初にお面をつけたきっかけはやはり黎深だったのですねwww
それから、二人のデートを監視する為に変装用に用意した、みかんとパンダのお面・・・www
悠舜までかぶらされて・・みかんには顔描いてあるし・・通勤の電車で読んでいたのですが
笑いを堪える事が出来なくなって、こりゃたまらんと読むのを中断しましたよwww外で読めねぇwww
鳳珠は百合姫と黎深の関係を知らず、百合姫の話から百合姫の境遇を哀れに思い、救い出そうとします・・・。
鳳珠は百合姫に結婚を申し込むつもりで、百合姫もまんざらではなかった・・・
しかし。百合姫には重大な出生の秘密があった。それは
百合姫が国王 セン華と異母兄弟であった事。
蒼玄王の血を引いた正当な王家血筋の娘である事(つまり劉輝と静蘭の叔母にあたる)
その為にずっと国王から命を狙われていた事。
その事実がある限り鳳珠の元に嫁ぐ事は出来ないと思っていた。
母である玉環が亡くなり、邵可との婚約も解消された後
紅家にいる理由もなくなり行き場所がないと悟った百合姫は、兄である王のところに向かう。
そこでの兄との対面は何だかとても良かった。
目的の為には非道なセン華王ももう殺す必要もなくなった妹には何だか優しく接していた。
百合姫も、兄という数少ない家族であるセン華に見せる甘え?のようなものがかわいかった。(ぎゅーとしがみついて泣く百合姫。。。
そして、なんやかんやと派手な事をして
今までの黎深と百合姫の関係を知らない鳳珠も納得する形で???黎深は百合姫を傍に置こうとします。
鳳珠は哀れ。。。。(^^;)あの百合姫からの『奥さんなんてやってられません』は
黎深が百合姫の筆跡で書いた偽の手紙だったのですね・・・(^^;)(^^;)(^^;)
百合姫は薬で眠らされている間に、黎深と籍を入れられ奥さんになっていました・・(^^;)(^^;)(^^;)
黎深・・・・なんて・・あなたって人は・・・・。
でも。わかりにくいけれど黎深は百合姫を本当に特別に思っていて
ひどい事ばっかりしているけれど、大切に思っていて←wwwww
・・・・。
いやでも、それにしても黎深はひどいwwwwwww
百合姫の髪はセン華王、そして劉輝と良く似たかるい癖のある髪質みたいです。
そして幼き劉輝と百合姫は対面していたのですね。それから若き日の静蘭とも。
それから幼き日の絳攸も出てきていました。やはりちゃんと迷子になっていました。しかも家の中でwww
幼き日の絳攸は幼き日の秀麗を見ていたのですね。
そして、百合姫のひそやかな恋も。。悲しかったですね(^^;)
まさか邵可の事が好きだったなんて。。。
母親を殺され、一方的に婚約を解消され、
その後文句のつけようのない美しい奥さんとかわいい娘をつれて戻ってくるなんて・・(^^;)(^^;)
運命に翻弄された百合姫。。。
いろいろあって無事結婚したりしたけれども、その相手が黎深じゃ死ぬまで平和な日々は訪れないかも・・?
兎に角、黎深がひどくて、鳳珠があわれで
百合姫とか絳攸とかが大変そうな話でした。。。wwwww
そして、巻末のショートショート。
大人になった絳攸が百合姫に、『幸せですか?』と聞く。
黎深を膝枕で寝かせながら『幸せ』と答える百合姫。
安堵する絳攸と寝たふりの黎深wwww
きっと、今度出る本編の新刊はこの3人を中心に話が進むのでしょう。
波乱の前の穏やかなひと時・・・。なのかな?




