2007年06月28日

蒼穹の昴 浅田次郎(著)

蒼穹の昴

著者名:浅田次郎(著)
出版社:講談社
出版年:2004.10
ISBN :9784062748919

蒼穹の昴

著者名:浅田次郎(著)
出版社:講談社
出版年:2004.10
ISBN :9784062748926





全4巻をいっきに読破!
おもしろかったです〜〜。

100年ぐらい前の中国の設定で、宦官が主人公です。

貧しい家族を救うために、身を切るような。。いえ、文字通り身を切って。
血のにじむような。。いえ、文字通り血をにじませながらの努力を積んで。
ついには国で一番えらいヒト(西太后)の寵愛をつかみ、宦官のトップの地位を得るという話です。

体術、歌、料理、掃除、立ち居振る舞い。。。etc.etc
数奇なめぐり合わせから、それら宦官に必要な事を完璧に体得していきます。

おごらず、怒らず、不正をせず、努力し、他の宦官や国の孤児やそれを世話する人にも親切で
。。
貧乏で苦しんでいた家族は一人を残し死に絶えてしまい、もらった給料を持っててもしょうがないと殆どを他人の為につかってしまったり・・・
主人公の春児(チュンル)を頂まで登りつめさせたのは、何より彼の人柄でしょう。
やはり、人は慎ましく生きなければな〜と、改めて思いました。

歴史上の人物の名前も出てきて興味深いです。
この時代、日本は明治時代で、伊藤博文とかが出てきます。
各国から新聞記者なども来ていて、ニューヨークタイムズ・・・とかも出てきます。
近代的と旧時代的なものがまぜこぜになっていて国ごとの近代化の進み具合もまちまちで面白いですね。
あとは毛沢東とかも、ちょこっと出てきます。
後はキリスト教とかイエズス会とか。。。
中国の話なのに、ものすごくインターナショナルな感じです。
宦官とかって大昔の話だと思ってたので、三国志とか大昔には出てこない西洋風な描写に最初びっくりしましたが、そんな時代なんですよね〜。

何だか、幸せになりきれない、哀愁漂う終わり方ではありましたが
その、小さく切なさを残す読後感もまた良いです。
もー超オモシロイです!おすすめです!おすすめです!

蒼穹の昴

著者名:浅田次郎(著)
出版社:講談社
出版年:2004.10
ISBN :9784062748933


蒼穹の昴

著者名:浅田次郎(著)
出版社:講談社
出版年:2004.10
ISBN :9784062748940



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posted by ねぇさん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(1) | 本について
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